梅の花びら舞う快晴のもと13人参加 東京都美術館や辯天堂などめぐる【早春の上野散策】
東京都台東区の上野公園を中心にめぐり、東京都美術館や不忍池のほとりにある辯天堂などを見学する「早春の上野散策」が3月4日に行われました。
この日集まった会員は13人。春の晴天に恵まれて足取りも軽く、上野公園での1日を満喫しました。
最初に訪れたのは、女子美の学生選抜作品展、卒業生特別展示「JOSHIBISION 2017 –アタシの明日–」が開催されている東京都美術館。
絵画や立体作品だけでなく、VRを使った仮想空間を体験できる作品、発達障害をテーマに音を使った作品、家族の日記を用いたインスタレーションなど、時代を映し出す若い感性を感じることができました。
公園内を散策し、創業140年の趣ある日本料理店「韻松亭」で昼食をとりました。用意された個室にはあたたかな日差しの中、風に舞う梅の花びらが窓から入り、季節の草木を眺めながら和やかな時間を過ごすことができました。
食事は、花籠膳の月(2600円)で、生湯波をはじめ野菜や海老など10種類以上の食材の美味しさを存分に味わうことができます。食後のデザートに出された水菓子は、笹巻き麩万頭でした。
食事を終え、上野の森美術館の別館ギャラリーで展示されている女子美工芸科出身の戸坂恵美子さんの個展へ。
型染めやロウ染め、マーブル染めなど色鮮やかな染色作品や、絵本の“原画”でもある染絵シリーズも展示されていました。
その後、不忍池のほとりにある辯天堂へ。住職によるこの地の成り立ちや歴史などの講話を聞き、お堂の天井に描かれた龍や花などを見学しました。
最後は上野公園を出て、まるでおとぎ話に出てくるような洋館の旧岩崎邸へ。建物を背景に記念撮影をしました。
美術館だけなく歴史的な名所をめぐることで、上野での新たな発見のある1日となりました。
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