「﨑長史展」に行ってきました
千葉市中央区の複合施設「きぼーる」内の画廊「ジュライ」で、前支部長の﨑長史さんの作品展「﨑長史展」が2月8〜13日まで開催され、支部役員らで訪れました。
﨑長さんの作品は、色とりどりの和紙を使った鮮やかなちぎり絵を中心に、布ぞうりなどの手作り品など約100点近くを展示。かなり見応えがありました。
モチーフに花を用いた作品が多く、和紙の独特の風合いにより、会場は華やかでありながらも落ち着いた雰囲気に包まれていました。
なかでもひときわ目をひく作品がありました。
﨑長さんが子どもの頃から大事にとっておいたというダンボール3箱にも及ぶご両親からの手紙を、小さな笹の葉のように、また遠目では羽毛のようにも見えるほど細かく裁断し、フレームの中いっぱいに敷き詰めた作品「父母の便り」です。
思い出をかたちに残した作品は、とても参考になりました。「全国和紙画展」のアートの部で入選したそうです。
会場には、﨑長さんによって「若い時から油絵、デザイン、日本画、水墨画、和紙絵と勉強をかさねて来ました。特に悲しいときは、ずい分助けられました。喜びもたくさんいただいています。欲ばってもう少し続けていきたいと思っています」とコメントが掲示されていました。日常に翻弄されながらも作品をつくる多くの人にとって、とても共感できるのではないでしょうか。
15〜20日まで、﨑長さんを筆頭に14人の作家の作品を展示する「和紙の会 史の会展」が、同じく画廊ジュライで開かれています。珍しい和紙・福島の布ぞうり、チャリティ手作り作品展示販売しているそうです。一度、足を運んでみてはいかがでしょうか。
「和紙の絵 史の会展」
会期/2018年2月15日(木)~20日(火)
■時間/11:00-18:00(最終日16:00)
■会場/画廊ジュライ
〒260-0013 千葉市中央区中央4-5-1 きぼーる2F
TEL:043-224-4984
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